イタリア滞在記
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ボローニャはラグー(ミートソース)とかラザーニャなど美味しいものがたっくさん。
近隣のモデナはバルサミコ酢、パルマはプロシュートやパルミジャーノ・レッジャーノが有名です。
そんなエミリア・ロマーニャ州のお料理が勉強したくて、
”ボローニャ” ”料理教室”をキーワードにして検索したら 私にピッタリの所がありました。

マリアとロベルトのB&B

お料理を勉強できて、バルサミコ酢やパルミジャーノ・レッジャーノの工房めぐり、
フェラーリの工場見学などオプションも盛りだくさん。
私達がやりたいことが全て叶ってしまうし、写真に写っているオーナー夫妻も素敵だし、お部屋もとっても綺麗。
も〜  言う事無し!! って感じです。
問合わせは間に日本の方が入ってくださるので、とても助かりました。
お部屋が2部屋しかないので、B&Bで日本が通じるか確認しないで6月初旬には予約をしちゃいました。
案の定B&Bではイタリア語とちょっとの英語でした。 ハハハ
旅行の直前まで料理教室があったり、前日は目黒のさんま祭りに行ったり、
今回もあわだたしくボローニャへ出発しました。
 
  ■飛行機 6月初旬にはまだ9月の格安航空券が売り出されていなかったのですが、滞在日を確定したかったので今回はPEX(正規割引運賃)でお値段の安い航空券を探しました。
アリタリアもエールフランスも高いし。。 9月中旬はまだ値下げしないのね〜 ふぅぅ
安い所ではブリティッシュ・エアウェイズがあったのですが、乗り換えの為に空港を移動しなければなりません。
安いのにはそれなりの訳があるのね〜〜 と色々見ていったら、KLMオランダがそこそこ
お値段も安く、同日着が可能でした。
私はエールフランスのマイレージに入っているのですが、1年ほど前にKLMオランダが経営統合されて、マイルも貯まる。
これっきゃないでしょ。 と言う事でHPから予約。
食事は美味しかったですが、ダンナには量がちょっと少なかったみたい。
乗務員はあまり愛想が良くなく、ダンナにはビールを追加で頼んでも持ってきてくれなかった!と言う事で、ちょっと不評。
往復ともパーソナルTVがある機種に当たったので(曜日によって違うみたいです)、私はそれなりに楽しく過ごしたんですけどね。  写真
 
B&B 滞在したのは、ボローニャの中心地にありました。
空港からTAXIで20分。約15EUROなのでアクセスは抜群です。ちなみに空港バスもありますが、1人5EUROなので、2人で荷物があればお得だと思いますよ。
HPの通りお部屋はとっても綺麗。朝食はボリュームたっぷりで、全てが奥様の自家製。
日本ではコーヒーしか飲まない私も、あまりの美味しさにパン、チーズ、ハム、ヨーグルト、
フルーツと朝からたくさん頂きました。
その代わりお昼はBAR(バール)でコーヒーだけだったりします。 へへ
奥様のマリアはとっても優しくって、イタリア語が拙い私にもとってもゆっくり話してくれるので、とても判り易かったです。
旦那様のロベルトはよく”親父ギャグ”を言うお茶目な人。私一人の時はそうでも無かったのですが、ダンナが来てからはダンナをからかってばかりいました。
滞在途中で判ったのですが、ロベルトと私は同じ年。マリアは1つ上でした。
ダンナは私より2つ下なので、きっとからかい易かったのかな・・  写真
 
料理教室  HPにレッスンのメニューが書かれていましたが、既に習ったものが幾つかあったので、習いたいものだけをピックアップしてレッスンを組み立ててもらいました。
魚料理が無かったのでリクエストを出したら、内陸部は魚が高い為レッスン料が倍になるとの事。 魚料理のレパートリーが少なかったので、それでもお願いしてしまいました。しかも最初に考えてくれたメニューの中に日本であまり見かけない甲イカ(墨イカ)のメニューがあったので、素材を変更してもらったりして。。。 大変ご迷惑をお掛けしました!
でもお願いして良かったです!! タコと海老のサラダは絶品でした♪
皆さんに早くお披露目できるように復習しますね〜
もちろん、伝統的なボローニャ料理も美味しかったですよ!!
パスタ専用の黄身の色が濃い卵まであるんですよ。 ビックリです。 
手打ちパスタは手で伸ばすので、コツが必要で結構大変でした。「手で伸ばすと表面がざらざらして、そこにソースが絡むから美味しくなるの。だから機械は使っちゃダメよ!」と言われても、長ーい麺棒もおっきな木の台もないし。 ブツブツ・・
でも、道具が揃っていても麺を伸ばす技術の方が無かったりします。鍛錬だわぁ〜
日本からダンナがくるまでの4日間のレッスンをお願いしていたのですが、魚介のメニューは量も多いので、ご主人が来た日にやりましょ。と気を使っていただき、お肉と手打ちパスタのレッスンをもう1日やってもらいました。
レッスンは毎日3時から始まり8時頃試食開始になるので、結構長いレッスンです。
4日目にはマリアも私もちょっとお疲れムード。でも、短期集中で頑張ってお勉強してきました!   写真
 
ボローニャ観光
  ボローニャの街自体はこじんまりして、そんなに大々的な観光名所もありません。
ガイドブックでもほんの数ページ。美術館などをじっくり見ようとしたらそれなりの時間は必要ですが、丸1日あれば主な場所は見学が出来てしまいます。
街中にはcoinやUPIMというデパートが2店舗と大きなスーパーマーケットが1店舗、その他に洋服から日用品まで色々なお店がありました。 昔からある常設の市場も2箇所あります。
日本でも有名なZARAやGASなどのカジュアル・ウエアのお店やルイ・ヴィドン、グッチなどの高級ブランド店もありましたが、エルメスは無かったですね。
学生の街なので本屋さんもたくさんありました。
個人のお店は午後に休憩する所もありましたが、ほとんどはノンストップ営業でした。
金曜と土曜日には広場にメルカート(市場)が立ちます。洋服、靴、香水、雑貨、生地屋さんがありましたが、質はそれなりカナ。 キッチン用品のお店も2店舗ありましたが、そんなに安くなかったですね。でも可愛いフライパンを見つけたので、買ってしまいました。。
あと惣菜店が多かったですね。生ハムの塊が上から吊るされていて、チーズや色とりどりの手作りのお惣菜が並んでいました。
2日間ほどお惣菜を買ってB&Bで食べましたが、”なるほど美食の街”  美味しかったです♪
写真
 
ランボルギーニとフェラーリの工場見学 
  ダンナのお待ちかね「夢のスーパーカー工場見学ツアー」?です。
このツアーはMOTORSTARSという会社が催行しています。
コースは5つある中からお好みのものをチョイスできます。ダンナが選んだのは

  ランボルギーニ博物館→ランボルギーニ本社工場→マセラーティコレクション
  →フェラーリ博物館


もともとバイク乗りだったのですが、もう手放して10年近くになるのかしら。暫くは乗らないという事で、ドゥカーティは外したようです。
8時半に駅前のStarHotel Excelsiorの玄関前に集合だったのですが、やってきたのは陽気なイタリア男フランチェスコ。やたらとウインクをするんです。
彼は英語も堪能で、この日は英語で観光をお願いしました。
ツアーといっても私達2人だけ。気ままな工場見学ツアーに出発です。

街から出て暫く走ると、右手に大きなドゥカーティの工場が見えてきました。イタリアでドゥカーティを作っているのはここだけなんだそうです。 今回は車窓からの見学という事で、まずはランボルギーニの工場へ。工場に着く手前で街中を走っている黄色いランボ(名前は何だっけ??)を発見し、早くも興奮気味。 工場に到着しても時間が早すぎたのか博物館は開いていませんでしたが、しばらく待っていると係りのお姉さんがやってきました。 1番のリです。博物館はフランチェスコが付っきりで色々説明してくれました。 が、私には車種も部品も??の連続。とりあえず見た目がカッコ良いので色々眺めていましたが、ダンナは良く理解できているようで、とても楽しそうでした。 博物館見学後は、ナント工場の中が見学できるんです!! 通常はオーナーでないと見学させてくれない所を、ツアーで行った為に中に入ることが出来ました。 すごーい!!
中はもちろん写真撮影禁止。ちょっとドキドキしながら中に入りましたが、ここでは2つの車種を作っていました。エンジンからシートまで全て手作りの工程を目近に見る事が出来ました。綺麗なオレンジのボディーがあったり、白い皮に青のステッチが入ったシートがあったり、
も〜 カッコ良すぎです!!
ガイドのフランチェスコはランボルギーニとフェラーリの工場で働いていた事があるらしく、色々な人に挨拶していました。彼のお陰で工場の中に入ることが出来たのかしら??
興奮冷めやらぬまま、次はマセラーティコレクションに移動です。

ここでハプニング発生!!なーんとスピード違反で機械に写真を撮られてしまったんですね〜
途中で渋滞だったので少し飛ばしていたらしいのですが、50kオーバー。350euroの罰金と1ヶ月の免停だそうです。 マンマ・ミーア! です。
とっても陽気だった彼のテンションは一気にさがり、車内はくらーい雰囲気に。
といっても彼のショックを受けた時のジャスチャーが面白かったらしく、ダンナは密かにうけていました。 失礼なやつだ。
その後何処へ行っても彼はこれを話題にし、携帯電話でも色々な人に喋り捲っていました。1ヶ月は話し続けそうな雰囲気でした。
マセラーティコレクションは個人所有のものを無料で開放している所なんだそうです。
マセラーテやその他色々な古い車がずらーっと並んでいました。

ここでランチタイムです。
お店は4つの中から選べたのですが、フェラーリグッズがたくさん飾ってあって、ナプキンにまでフェラーリの馬のマークがついているお店を選びました。
観光地によくある、雰囲気だけで味はイマイチなお店かな〜 なんて期待していなかったのですが、とっても美味しかったんです♪
ナント、フェラーリの公式のリストランテで、会社の接待などにも使われるお店なんだそうです。 道理で美味しいわけです。
食後は工場の周りを説明つきで1周して、テストコースが密かに見える場所へ。
2台がテスト走行中で、あのエンジン音を聞くことが出来ました。
そして、お待ちかね。 テスタロッサの試乗です!!(60euro)
15分で1万円弱はとってもお高いですが、2度とフェラーリに載る機会はないと思うので、2人とも試乗しましたよ〜
ダンナは10分弱で帰ってきてしまい、「そんなに加速してくれなかった」とちょっと不満気味。
私の時はシートに貼り付けられそうなほど加速してくれました。10秒ちょっとで100kmは出ていたんじゃないかしら。 たぶん 。最高は170kmぐらいだったかな。これはちょっと不満。
公道を走っているので前にトラックとか遅い車がいるとなかなか飛ばせませんが、ロータリーを2回まわってくれたり、タイヤを鳴らしてくれたり、私には大サービスでした。
ダンナは「イタリア男は女に甘いな」と呟いていました。 ホホホ
最後にフェラーリ博物館の見学をして、充実したツアーは終わりです。
そこそこのお値段はしますが、どこも不便な場所にあるので、ランボルギーニ本社工場まで見学できちゃうこのツアーは大のお勧めです!   写真
 
スローフードを巡る旅 2日間 
  よく耳にする「スローフード」。イタリアにマクドナルドが進出し、ちゃんとした食事をしなくなったことを嘆いた人たちが始めた運動なんだそうですが、イマイチ良く判りません。
創立に関わった人の本も読みましたが、概念的な部分が多くやはり??
”昔からの方法で細々と仕事をしている人の技術を守る”という認識で良いのかしら・・
この旅は運転手はロベルト、そして予約の時に間に入ってくれた智子さんが通訳として参加してくれました。心強い見方です。
1日目は早起きして8時半から始まるパルミジャーノ・レッジャーノ作りを見学。その後高速を飛ばして(160kmは出ていたような。。)2時間近く移動。 ランチはアグリツーリズモの予定だったのですがこの日はお休みだったので、クラテッロ工房の娘さんのお勧めのトラットリア(なのかなぁ)でお食事。
食後にクラテッロの工房に引き返し、見学させて貰いました。1日目はこれで終了。
2日目は近場だったのでちょっとゆっくりして9時半に出発。午前中はバルサミコ酢工房の見学。ランチはこの工房のリストランテで”バルサミコ酢づくし”のお食事。
午後はカンティーナ見学です。
何処へ行っても仕事中なのに嫌な顔一つせずに詳しく説明してくれて、本当に感謝しています。本当はビデオを撮ろうと思っていたのですが、久しぶりにイタリアで電源を入れたら、ナント画面が緑色。ウッソー! 壊れていました。
代わりに写真をたっくさん撮ってきました。それぞれを詳しくまとめましたので、興味があるものを見てくださいね。

  パルミジャーノ・レッジャーノ  CASEIFICIO COMUNALE CASTELETTESE
  クラテッロ  SALUMIFICIO CACCIALI GRAZIANO ZIBELLO
  バルサミコ酢  ACETAIA PEDRONI
  カンティーナ  CESARI CASTEL SAN PIETRO

 
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