イタリア滞在記
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  ostuni
 
冬のプーリア行きを決断後、せっかくだったらまたどこかでお料理を勉強しようかしら〜〜
と、滞在場所を色々検討してみました。
今まで習ったレシピには魚介類が少なかったし、前にヴェネチアに滞在した時に楽しい思い出が多かったので、
とりあえずヴェネチアに決定。
そんなに長期滞在も出来ないし。。。と調べてみたら、
ヴェネチアのPECCATI DI GOLA (ペッカティ・ディ・ゴーラ)という学校案内が目につきました。
日本人向けのグループレッスンなどもあったので問い合わせてみたのですが、
私の行きたい時期にはグループレッスンのコースはなく、
ホームステイでのレッスンなら受け付けてくれるということでした。
その場合日本人の通訳は無し。 え〜・・・ と、ちょっと躊躇したのですが
先生は日本人を教えるのに慣れていらっしゃるという事と、ご主人と息子さんが英語が通じるという事で
料理学校の校長先生のお宅にホームステイしてお料理を勉強する事にしました。
実は本格的にイタリア語を習い始めたのは8月後半。
この時点でまだ初心者コースの私は、すんごくあせってイタリア語学校の校長先生に相談しました。
イタリアに行く前の11月に集中的にイタリア語のレッスンを組み込んでもらって、
不安な気持ちのまま、12月9日にヴェネチアへ。
 
  ■9日 ヴェネチア到着
アリタリアを乗り継いで、ベネチアの空港に到着。空港には息子さんとお友達が迎えに来て
くれていました。彼らは気を使って英語で話しかけてくれたのですが、私の返事はイタリア語。なんとも奇妙な会話の始まりです。
もともと英語もそんなに得意ではなかったのですが、イタリア語を勉強し始めたら英語がどんどん出来ない人になってしまい、 どうせ出来ないならイタリア語で。。。 と変な度胸だけはある私。 1ヶ月の集中レッスンのおかげで、自己紹介や簡単な会話ぐらいならイタリア語で通じた(のカナ!?)ので、まずは一安心。
車で20分ぐらいでホームステイ先であるロベルタ先生のお宅に到着。
先生のお宅はベネチア本島ではなく、メレストという街にありました。
ここで先生と先生のご主人と初対面です。
先生は綺麗な方で、やさしいマンマって感じ。ご主人はちょっとお茶目で素敵なおじ様って感じでした。 ご挨拶をイタリア語で無事に済ませると、お家の中を色々案内してくれました。
私のお部屋は息子さんのお部屋だったみたいで、壁には色々なナイフが飾ってあったりしました。
初日は夜に到着したので、そのまま部屋で就寝。翌日からさっそくレッスンの始まりです。
 
■10日〜19日 ヴェネチア料理修行
先生のご自宅でのレッスンは昼間。朝の10時過ぎぐらいに一緒にショッピングカートを持って、まずは近所のお店に買出しです。
ヴェネチアだけあって魚介類がとっても豊富。大好きなスカンピ(手長海老)も山積みになって売っていました。美味そ〜♪ お魚屋さん、八百屋さん、近所のスーパーとはしごして帰宅。
直ぐにレッスンの開始です。
まずは先生からイタリア語のリチェッタ(レシピ)を頂きました。料理学校だけあって、ここら辺はちゃんとしていますね〜
マンマからお料理を習う時は、通常リチェッタなし。分量も自分で見た感じで書き留めていきます。だから帰ってからまとめるのが一苦労。。。
先生のレッスンはイタリア語でもとても判り易く、そんなに心配する事もありませんでした。
もともとお願いしていたのは個人レッスン5回とグループレッスン(クリスマスメニュー)1回だったのですが、息子さんがリストランテに納めているドルチェを作る時は、いつも見学させてくれたり。。。 もちろん材料からしっかりと教えてくれました。
また、他の場所で行っているイタリア人向きの料理レッスンにも無料で2回も参加させてくれました。 後はご自宅でお友達を呼んだpizzaパーティーにも参加させてくれたり、(もちろんpizza作りのお勉強も。。。)日程表以外にたっくさんお世話になり、本当に楽しく、そして勉強になりました!!   写真
 
■20日 プーリアへ
お世話になった先生ご夫妻に別れを告げて一路プーリアへ。
といきたかったのですが、直行便が無いのでまずはローマへ。 ヴェネチアの出発が1時間も遅れてしまって、予約していたブリンディシ行きは既に雲の上。ローマで4時間も足止めです。
空港までお迎えを頼んできたので、遅れることを伝えなくては。。とMakiさん宅にtel。
わ〜お! 久しぶりの日本語だわ。。。 と気楽に掛けた電話に「pronto!(もしもし)」と男性の声。あらら。旦那さんのジュセじゃないの〜 懐かしい・・・
ヴェネチアでイタリア語を鍛えた私はひるむ事なく、「Ciao! Sono Kazuko!! Come Stai?」。
電話の向こうでは「和子がイタリア語をしゃべってるぞ。。」みたいな事を言っていましたが、
その後が続かない。 それを察してか「Makiに代わるね〜」と言ってくれました。 ほっ・・

半年振りにMakiさん宅に到着したら、子供達が玄関の外で出迎えてくれました。
夏に2週間しか滞在しなかったので覚えていてくれるかしら。。 とちょっと不安だったのですが、 「Sappiamo!(私達は覚えているわよ〜)」と言ってくれたので、大感激でハグしちゃいました。
 
■21日〜23日 プーリア滞在
1人での滞在中は特に予定を入れていなかったのですが、Makiさんとメルカートへ行ったり、隣町へ1人でブルマンに乗って出かけたり。。
今年小学校に入った娘さんと毎日算数の勉強をしたり(数字のイタリア語に弱い私にとって
すんごく良い勉強!)、ゆっくりと過ごさせてもらいました。
ノンナやMakiさんの手料理は相変わらずとっても美味しくって、ご家族の皆さんはとっても楽しくって。。。 もぉ〜大好きです!!
 
■24日・25日 NATALE(クリスマス)
実は。。 昔からクリスマスを海外で迎えるのが夢だったんです。
ご家族で神聖な夜を過ごすクリスマスの日に、皆さんに暖かく迎えて頂いて、とっても感謝しています。
クリスマスディナーのお手伝いをさせて頂いた事もとっても楽しかったし、初めて見たBabbo Natale(サンタクロース)に大感激でした。   写真
 
■26日〜1月2日 ダンナと一緒
年末に一日早くお休みを取って、ダンナが日本から到着しました。
夏にプーリアの魅力に嵌ってしまったダンナは新しく一眼レフを購入し(って実はナポリでデジカメも盗られちゃったからしょうがないんですけどね。ちょっとグレードアップです)、写真を撮るためにアルベロベッロやオストゥー二に行きました。
夏も素敵だけど、観光客の少ないこの時期もまた一味違った趣きがありました。
写真にはちょっとうるさいダンナの写真集をどうぞご覧下さい。  写真
 
そう、忘れてはならないカンティーナも行ってきました。
夏に訪れてその味と親切なオーナーファミリーに感激した、カンテレです。
夏よりさらに多く購入し、その上限定発売されていた3リットルのマグナムボトルも購入しちゃいました。
ダンナが3箱(18本)、私がマグナムボトルをぶら下げて、すごい荷物の量で帰国しました。
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